毎日の食事に必ずといってもいいぐらい使われている油、最近はスーパーでもいろいろな油を買えるようになりましたね。でも、たくさんの種類があって、何を選んでいいか、正直迷ってしまいますよね。
そこで今回は、カラダの悩み別にとりたいおすすめの油をご紹介します。あなたのそのお悩み、油で解決できるかもしれませんよ~
目次
アンチエイジングには?
レッドパームオイル
レッドパームオイルは、ヤシ科アブラヤシ属のレッドパームが原料で、常温では固体の油です。強力な抗酸化成分であるβカロテンを豊富に含んでおり、鮮やかな赤い色をしています。
オレイン酸、パルミチン酸、美容成分コエンザイムQ10を含んでいるため、アンチエイジング効果が期待できます。
美肌には?
月見草油
月見草の種子から抽出された珍しい油、月見草油。やや青々とした香りで、口当たりはとろりとしています。
女性のホルモンバランスを整え、肌の修復、美白にも有効とされているγ-リノレン酸をたくさん含んでいるので、美肌効果が期待できます。
肌の老化防止には?
マカダミアナッツオイル
マカダミアナッツから作られるマカダミアナッツオイルは、マッサージオイルとしても人気がありますが、パルミトレイン酸が多く含まれているのが特徴です。
パルミトレイン酸は、人間の皮脂構成要素のひとつで、年齢とともに減ってしまうので、外から取り入れる必要があります。マカダミアナッツオイルは、マッサージオイルとして使うのもおすすめです。
イライラには?
こめ油
お米を精米するときに出る「米ぬか」から抽出されるこめ油は、自律神経を整えるγ-オリザノールを多く含んでいます。γ-オリザノールは、他の植物油には含まれていない成分です。
また、強い抗菌化作用を持っているトコトリエノールという天然のビタミンEも含まれています。
眠りが浅いときは?
アーモンドオイル
アーモンドの種子から抽出されたアーモンドオイルは、オレイン酸が多く、肌にいいビタミンEの含有量も非常に多く、化粧品としても使われています。
ナッツ類に含まれるカリウム等のミネラルが豊富で、副交感神経の働きを高め神経を落ち着かせてくれるので、安眠効果が期待できます。
花粉症などのアレルギー症状には?
ヘンプシードオイル
ヘンプシードオイルは、麻の実から抽出された油です。α-リノレン酸とγ-リノレン酸が多く含まれています。
α-リノレン酸は、アレルギーを抑えるはたらきがあるとされており、アトピー性皮膚炎や花粉症などのアレルギー症状の緩和に期待できます。また、γ-リノレン酸にも、アトピーの「かゆみ」を抑えるはたらきがあります。
油のとり過ぎには注意!
カラダのお悩み別におすすめの油を紹介しました。
毎日使う油で、悩みを解決できたらいいですよね!
でも、油の摂り過ぎは肥満の元になってしまうので、注意しましょう。