少し肌寒くなってくると、お店にも並ぶ柿。
子どもの頃はあまり好きではなかったのですが、年を重ねるにつれ、そのおいしさに目覚めてしまい、秋になると食べるのが楽しみになっています!
祖母や母から「柿は栄養があるんだから積極的に食べなさい!」なんて、子どもの頃から言われていたのですが、本当のところ他の果物と比べてどうなんでしょう?
カロリーや糖質も気になります。
そこで今回は、柿の栄養やカロリー、糖質量をご紹介します。
柿の栄養成分は?
柿の注目すべき栄養成分は、ビタミンCです。
100gあたり、70mgのビタミンCが含まれています。
フルーツの中でビタミンCが多いのは、多い順にアセロラ、グァバ、ゆず、キウイフルーツ、すだち、レモン、そして柿、となります。(100gあたりの含有量で比較)
普段スーパーで手軽に買って食べるフルーツの中では、キウイフルーツに次いでビタミンCが多いと言えます。(ゆずやすだち、レモンは、それほど量は食べられないので・・・!)
ビタミンCといえば、美肌にいいビタミンですよね!
コラーゲンの生成やメラニンの沈着を防ぎ、免疫力アップや抗酸化作用もあり、花粉症やストレス耐性の向上も期待できます。
また、柿の渋みの元であるタンニンには、アルコールを排出する作用があります。
お酒を飲んだ後や、お酒を飲んだ次の日に柿を食べるなどすれば、二日酔い防止にもバッチリ!
柿はカロリーが高い?
でも、柿はけっこう甘みがありますよね。
そこで気になるのはカロリー!
柿のカロリーは100gあたり60kcalです。
アボカド(100gあたり187kcal)やバナナ(100gあたり86kcal)に比べれば、それほどカロリーが高い果物と言うわけではありません。
りんご、さくらんぼ、ぶどうと同等のカロリーになります。
でもだからと言って決してカロリーが低いわけでないので、油断は大敵~(笑)
柿は糖質制限に向いている?柿のGI値は?
そして気になる柿の糖質量は、100gあたり14.3gです。
これだとピンとこないので、糖質の高い代表的な果物と比べてみましょう。
・バナナ:100gあたり21.4g
・マンゴー:100gあたり15.6g
・みかん:100gあたり11.0g
・梨:100gあたり10.4g
・桃:100gあたり8.9g
※「五訂増補版日本食品成分表」のデータです
ムム・・・マンゴーよりも少ないけど、みかんより柿の方が糖質が多いですね。
ということは、柿は比較的糖質が高い果物ということになります。
あの柿の甘みからすると、予想通りとも言うけど・・・(苦笑)
そのため、糖質制限に向いているか?というと、残念ですが「糖質制限には向いていない」ということになります。
ただし、柿はGI値が37と低いのが特徴。
GI値とは、血糖値の上昇スピードを表した数値で、多いほど血糖値が上がりやすく、少なければ血糖値の上昇がゆるやかになり、太りにくいと考えられています。
一般的に、低GIは55以下と言われています。
GI値が高い食べ物の代表が白米の81、果物でGI値が高いのはパイナップルで65、バナナが55です。
柿はパイナップルやバナナに比べるとGI値が低いので、糖質制限中は食べる量に気をつければ柿を食べても良さそう!
柿は食べ過ぎなければ糖質制限中でもOK
柿の栄養成分、カロリー、糖質をご紹介しました。
柿はビタミシCなどの栄養価が高いので、できれば積極的食べたいですよね。
糖質がやや高めながらもGI値が低いので、食べ過ぎなければ糖質制限中でも食べてもOK!
うま~く食事に取り入れていきましょう!
ちなみに、柿以外で糖質制限中に食べても良い糖質の少ないフルーツは、糖質の少ない果物は?糖質制限中でも食べていいフルーツランキングで紹介しています。
糖質制限中でも、フルーツのビタミンは積極的に採りたいもの!
どのフルーツを選べばいいか、是非チェックしてみてくださいね^^
また、料理をする際にも、なるべくなら血糖値が上がりやすい砂糖は避けたものですよね。
うちは相方のキンが血糖値が高めなので、料理にも気を遣うんですよ。。
そこで、私が実際にいつも使っている糖質の少ない甘味料を糖質が少ない甘味料は?糖質制限で実際に使っているおすすめ甘味料で紹介しています。
こちらも参考になれば嬉しいです!